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9月11日(金)
今日は真鍮の整形をしたいと思います。
ベルトサンダーを使い荒削りしていきます
↓ 鉄と真鍮がよく馴染んでるでしょ
↑ シルバーのところが鉄なので出てきたら極力削らないようにする
ここらでまだ低いところや巣穴ができてるところに真鍮を盛る
ロウ付けした周りが溶けて低くならないように溶かす温度を変えて慎重に…
また削るんですが、先ほどの面出してるところを削らないようにするのが難しい…
↓ 削り終えて軽くサンドペーパーで磨いたらこんな感じ
↑ ほぼ完成です!
しかし大変なのはここからです
片方にしか熱を加えないので鉄が歪んでこんなにズレます
無理に力を加えて曲げようとすると変に曲がるので歪は歪みで直します
反対側を炙って 冷やし 炙って 冷やし を繰り返します
ノギスで測りながらエキパイ同士の間隔も同時に揃えます
↑ 寸法どうりに仕上がりました
軽く耐熱ブラックを吹いて歪みをチェック
この時に気になる歪みがあればもう一度真鍮を盛るんですが今回は合格です
修理前
修理後
耐熱パテなどで修理すればすぐに割れたり浮いたり剥がれたりしますが
板金で修理したところはこの状態を常にキープするので安心です
色が乾いたら車体にピッタリ付くか確認!
吸い付くようにサクッと取り付け完了!
古いガスケットでも排気漏れなし!!
天気いいので遠回りして納車行きま~~す! にっちゃん帰りは送ってね~~!!
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9月10日(木)
昨日、熱いからやめようと思ってたんですが結局作業しました
炙って引き出し1回目はこんな感じ
1回で引き上げすぎると、そこだけが伸びてしまうので
少し引き出しては違う場所へワッシャ溶接する作業の繰り返しで
ペタンコのパイプが筒状に戻ってきました 『 フゥ~ ヤレヤレ (-_-;) 』
あとは板金ハンマーで凹凸を慣らしていき
修理前
修理後
ほぼ筒状になりましたね
ここからは表面の整形のためガスによる真鍮ロウ付けです
いまごろ真鍮ロウ付けなんかする板金屋さんも珍しいんじゃないでしょうかw
若い子たちは経験ないかもしれないですね
私も若いんで知りませんけどね!
じゃいきます
両手使うため作業中の写真撮れませんでした…
ロウ付けしたらこんな感じ↓
マフラーで お好み焼き焼いてる訳じゃありませんよ
冷えたら表面をワイヤーブラシでこすると…
本日はここまで
次回は教科書521ページ 『盛った真鍮を整形しちゃいなよ!』 からです
皆さん予習しておくように(笑)
9月10日(木)
バイク仲間の新○商会からの依頼
いつも綺麗なリョウ君号
なんとノンレスでこの綺麗さです!!
このD1をお世話したのが私! ちょっとした自慢ですw
いつも綺麗に乗ってるんですが今回はやっちゃったらしいです…
おぉぉ……
うぅぅ…
スゲェ…
じゃあ早速直してみましょうかね!
まずは凹んだところにワッシャを付けていきます
↑普段は50円玉でやってるんですが今日は特別にワッシャを使います(笑)
こんな感じに溶接したら
↓ガスで炙ります 普段はゴキジェットとライターでやってますが今日は特別…
↓炙りながらワッシャを引き上げていくという作業を繰り返します
あまりにも熱いので作業中止…
そしてそのまま放置…
おつかれ…
あぁぁぁ… 帰ってビール飲も